クレジットカードを現金化する際に知っておきたい法律

クレジットカード現金化に関する法律から違法性について考える

クレジットカード現金化は違法と言い切れない?
一般的に業者と消費者の間で実行されるお金の貸し借りについては、貸金業法という法律により様々な規制が実施されています。
例えば、貸金業として営業する場合には、貸金業者として登録することが義務付けられていますし、金利の上限が制限されています。
また、貸すことのできる金額については年収の3分の1までと総量規制が実施されていて、これらの法律で制限されていることに違反すれば罰せられます。

▼ 目次

クレジットカード現金化は貸金業法が適用されることはありません。

一方、クレジットカード現金化はあくまでも商品の売買という形になっているので、お金の貸し借りに該当しないために貸金業法が適用されることはありません。
その為、クレジットカード現金化自体に関しては違法と言い切れないのですが、合法・適法とも言い切れない行為でグレーゾーンにあると考えられます。
あくまで景品表示法を遵守している、公安委員会から古物商としての許可を得ているといっただけで、クレジットカード現金化が法律で認められているわけではないのです。

またクレジットカードの会員規約において換金目的での利用を禁止する旨が記載されているので、会員規約に違反していることになります。
ですから、発覚すれば利用残高の一括請求・カードの利用停止・強制退会などといった罰則が適用されることも考えられる行為なのです。

サービスによっては関係する法律もある?

クレジットカード現金化の方法としては、キャッシュバック式と商品買取式の2つが主流で、サービス内容により適用される法律も変わります。
クレジットカード現金化を利用するにあたって、それぞれの法律についても理解しておく必要もあります。

キャッシュバック式のクレジットカード現金化の場合は、景品表示法という法律が該当してきます。
この景品表示法とは、商品を販売するにあたって賞金や賞品などの景品類に関して規制しているもので、商品に付与する景品は商品価値の20%までとしているのです。
その目的は、公正な競争の阻害、消費者の適正な商品・サービスの選択に悪影響を及ぼさないようにすることなどがあります。
しかしキャッシュバックの場合だけは、値引きと認められる経済上の利益に該当する判断されていることから、この景品表示法の金額制限の対象外となっているのです。
こうした高額のキャッシュバックについては、各種携帯キャリア会社で実施していることからも違法ではないという証拠になります。
つまり、こうした法律の観点から考えても、キャッシュバック式のクレジットカード現金化は違法ではないと言えるのです。

もうひとつの商品買取式というのは従来からあるサービスで、商品を買い取ることで利用者に対して現金を渡しています。
リサイクルショップ・金券ショップ・質屋・ゲーム屋など、中古品の買い取りを行なっている業者と一緒で古物営業法に基づく行為です。
つまり、現金化業者が公安委員会の許可の元で、古物営業法を厳守していれば何の問題もないことになります。
ですから、公安委員会の許可番号を掲載している、取引の前に本人確認をしているといった2つを行っていると、違法になることは一切ないのです。

大きなトラブルに巻き込まれるリスクもある?

通常クレジットカードにはショッピング枠とキャッシング枠の2つがあって、本来ならお金を借りるにはキャッシング機能を使う必要があるのです。
また、このキャッシング枠は利用しても返済可能と判断した金額しか借りることができないように制限されています。
その為、ショッピング枠を使用して現金を作られると利用した金額を支払えない危険性が高まることを考慮して、カード会社ではクレジットカードの現金化を禁止しているのです。
ですから先にも触れましたが、発覚すると利用残高の一括請求・カードの利用停止・強制退会などといった罰則が適用されるリスクがあります。

それからクレジットカード現金化を利用する場合には、クレジットカードの画像や運転免許証の画像などが求められることがあります。
万が一悪徳業者に、このような情報を渡してしまうと勝手にクレジットカードが使用されたり、犯罪に悪用されたりしてしまう危険性もあるのです。
また悪質な業者の場合には、事前に提示していた金額よりも少ないお金しか振込んでこなかったり、全く現金を振り込んでこなかったりと詐欺にあう危険もあります。
このように悪質な業者を利用したことで、大きなトラブルに巻き込まれるリスクや危険があることも理解しておく必要があるのです。

クレジットカード現金化は違法ではありますが
このようにクレジットカード現金化に関係する法律があって、その法律に則った行為で営業されていれば、基本的にはクレジットカード現金化は犯罪行為にはなりません。
しかしグレーゾーンということもあって悪質な業者も存在していて、利用したことで大きなトラブルに巻き込まれる危険もあるのです。
そうした危険性も伴っていることを、しっかりと理解して利用を判断することも必要不可欠です。